| 最初は、サヌールのロスメン。何と一泊5万Rp(約700円)。いったいどんな所かとドキドキしながら着いた宿は、雑貨屋さんの裏に新しく建てられたロスメン。(経営者は、同じらしい。)雑貨屋といっても日本のコンビニの現地版みたいなもので、周りは現地の人ばかり。ちょうどバスの発着所の近くだったので、バスの出発時間には人がわんさかいてちょっとビビった。
私の部屋は二階の一番奥に用意されていた。チーク材の重いドアを開けると10畳ほどの部屋は、床が大理石(もどき?)で、真ん中にこれもチーク材でできたダブルベッドがドンと置いてあり、ドレッサーもある。エアコンはないが、天井には扇風機がついていて、乾季のバリでは充分だ。
部屋に案内されて、宿帳(大学ノートに名前を書くだけ)に記入した。どうやら、日本人もいるらしい。部屋数は、6室ほどだが、ほとんど満室のよう。次の日見たところでは、欧米人が多そうだった。
トイレと、水のシャワーがついた部屋で、日本のビジネスホテルに比べても100倍快適。
朝食は付いていないので、隣の雑貨屋でパンとミネラルウォーターを買っておいた。初めての水シャワーは、始めは「冷たい!」と思ったけれど、慣れてくれば大丈夫。あがった後は、プールに入った後のような感じ。バリの人は、沐浴といって、一日に何回も水浴びをするらしい。だからバリのお風呂にはお湯は出ないのだ。
ロスメンに宿泊する上で、一番問題なのは、安全面。中には泥棒の被害に遭うところも珍しくなく、女性の独り旅ではやはり気になる。私が泊まったところは、安全性も問題なしと言われていたので、一応は安心していたが、二日目の夜、ドンドンとドアを叩く音。びっくりして起き上がり、耳を済ませた。(日本語で)「○○サン、(なぜか私の名前ではなく、予約してくれた人の名前)ドライヤー、モッテマスカ?」私は、???となり、やはり日本語で、「持ってません」と答えると、その人は隣の部屋をドンドン、とやっていた。どうやら、宿の主人が宿泊客からドライヤーはないかと聞かれ、他の宿泊者に聞いてまわっていたようだ。ああ、びっくりした。
バリは、高級ホテルもいいけど、こういう庶民的なロスメンも結構いい。話の種に試してみては、どうでしょう。
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